おみそコラムcolumn
赤味噌チーズフォンデュ
【材料】
  • チーズ 340g
  • 芦屋そだち赤だし味噌 大さじ2
  • 豆乳 250ml
  • ブロッコリー 1株
  • カリフラワー 1株
  • なす 1本
  • ミニトマト 9個
  • かぼちゃ 100g
  • マッシュルーム 14個
  • じゃがいも 5個
  • ソーセージ 120g
  • ホタテ貝柱 100g
  • むきえび 140g
  • フランスパン 1/2本
  • にんにくチューブ 適量
【作り方】
  1. 野菜を一口大に切る。ミニトマトとマッシュルームは茹でておく。
  2. ソーセージは茹でておき、ホタテ貝柱をむきえびはさっと茹でる。茹でておいた野菜などを皿に盛る。
  3. フランスパンはにんにくチューブを好みの量塗ったものと、赤だし味噌(分量外)を好みの量塗ったものの、2種類を作り、各々をオーブンで焼き色がつくまで焼く。
  4. チーズに豆乳と赤だし味噌を入れて混ぜる。
  5. フォンデュ鍋ににんにくチューブ小さじ1を塗っておく。
  6. 4)をフォンデュ鍋に移す。
  7. 2)の具材や3)のパンを串で刺し、6)の鍋に漬けて火を通したら食す。
レシピ考案:Dチーム 竹下優衣・榎堀羽花・篠原千乃・近藤公乃
学生のレポート(D)
お味噌で広がる健康への源。発酵食品のパワーとは…。

味噌を使った料理と聞いて思いつくのは何だろう。大抵の人は、お味噌汁や西京焼きと答えるのかもしれない。かく言う私だってそう。だから今回「フードメディア演習」の授業で“味噌を使った料理”とお題を出された際には頭を悩ませた。なぜなら私の頭の中には“和食”の二文字しかなかったからだ。そんな中、チームの一人が「チーズフォンデュはどうだろうか?」と提案した。チーズフォンデュは、チーズを白ワインなどで煮込んだもので、スイスを中心としたアルプス山岳部の家庭料理・郷土料理である。チーズと味噌という、二つの食品を存分に楽しめるならとても面白いと思った。そこで私たちが考案したのが「赤味噌チーズフォンデュ」である。

課題の「芦屋そだち赤だし味噌」とチーズ_、この二つには共通点がある。それは発酵食品ということだ。味噌もチーズも発酵食品を代表するもの。そもそも発酵食品には、身体にいいことが沢山あるとされている。吸収がよく腸内環境を整えてくれるし、免疫力アップにもつながるという。味噌は昔から健康にいいものと伝えられて来た。奈良時代には税の一つとされ、別の目的では栄養補給や消毒にも使用されたそう。かの徳川家康は、当時としては長生きとされ、彼は好んで味噌汁を毎日飲んでいたとも伝えられている。

味噌は、古くから日本人の健康に寄り添っていた。それは今も変わらない。令和の世になって流行した新型コロナウイルス_、その感染は、日本のみならず世界中を脅かしている。コロナ禍で人々は、より一層健康に対する考えを見直したろう。ステイホーム期間中に料理に挑戦する人が増えたそうだ。まさに食べることから健康を考えるようになったのだろう。そこで私がオススメしたいのが、味噌などの発酵食品である。例えば、1日の食事に味噌汁をプラスしてみるのはどうだろうか?仕事の途中にコーヒーブレイクならぬ、味噌汁ブレイクも面白い。フリーズドライを使えば仕事場でも簡単、手軽に飲める。味噌などの発酵食品は、私達の身体の中で共にコロナと戦ってくれるかもしれない。

この授業をきっかけに味噌について考えることが増えた。そこで私は、自分の家にはどれくらいの種類の味噌があるのか探してみた。家には、赤味噌・白味噌・合わせ味噌の三種類があった。こんなに種類があるにも関わらず、印象に残っている味噌料理といえば、みそ汁なのが嘆かざるをえない。味噌自体も全国には地域性があるという。甘口から辛口、米味噌、麦味噌、豆味噌と、その土地ごとに合うものがあるのだ。授業で出されたテーマは“女子大生が考える味噌ワールド”だ。ワールド=世界・海外と考えるのではなく、日本にはまだ知らない味噌の世界があり、地域ごとに味噌ワールドが広がっていくと捉えたい。いや、日本全国だけでなく、自分が暮らしている都道府県、市町村、はたまた隣りの家庭でも使っている味噌は一つではないのだ。まだまだ知らない味噌ワールドはたくさんあるのだろう。自分の身の周りから採って、味噌について一つずつ考察していくのもいい。何でもインスタントで済ませがちな昨今、私は自分の持つ味噌ワールドを大切にしたいと実感した。

(文/大阪樟蔭女子大学学芸学部ライフプランニング学科 近藤公乃)